平成26年5月22日(木曜日)15:00~静岡市葵区紺屋町の静岡グランドホテル中島屋に於いて(一般社団法人日本溶接協会指定機関)『 静岡県溶接工業協同組合 第21期通常総代会』が開催され、静岡県西部地区総代として議事出席して来ました。
私も3期目最後の総代会となり、理事提出9議案を審議して参りました。
理事長 西尾善次様からはアベノミクスの影響で景気回復の礎を築き始めており、サービス業では人手不足になりつつあり製造業ではまだまだそこまで回復していないとの様子と、来年度の就活では、大卒を中心に売り手市場に転換しつつあるが、中小零細企業には人材が回るところまで来ていないとの判断でした。
当組合に於いては、5社の新規加入があったものの、10社の脱退と315社(前年度比5社減)と依然厳しい状態が続いているのが現状。
また、静岡県は日銀静岡支店の短観で、3期連続全国最下位、4期目の現在はビリ2位とこちらも依然厳しい状態が引き続き続いており、製造業の中心を海外移管されている国の状態を考えると「物づくり県 静岡県」としても何らかの手立てを打つ時期に来ている状況にあります。
一方、昨年組合で発行した『溶接作業 要領書』が大変好評で現在、追加増刷している状況で組合再浮上の起爆剤になることを大いに期待します。
総代会では、毎年溶接技術競技大会入賞者の表彰が行われており、今年もアーク溶接の部、半自動溶接の部で最優秀賞(静岡県知事賞)を受賞した2名が、静岡県代表として全国大会に出場します。
また今年は特別表彰があり、前理事お二人の退任があり8期16年お勤めになられました「相馬清之助様」、同じく6期12年勤められた前理事「土屋章様」に西尾善次理事長様より感謝状と功労金が授与されました。
約2時間の議事審議、溶接技術競技大会入賞者表彰、理事退任特別表彰式後懇談会が開会され、約1時間半後散会となり、総代会出席者は、静岡県各地区への帰路に着きました。